| クラミジア |
近年もっとも感染者の多い病気です。性器クラミジア感染症は圧倒的に10代後半から 30歳代前半の女性に多く、年々増加しています。感染した女性の80%程度に自覚症状がありません。 たとえパートナーが一人でも、また、たった1回のセックスでも感染することがあります。 症状がではじめると、おりものが増えたりセックス時や排尿時に痛みを感じたりします。 感染を放置していると子宮の入り口で炎症をおこし(子宮頚管炎)、さらに子宮の中や 卵管(子宮付属器炎)を通って、骨盤内に感染が進み(骨盤腹膜炎)、付属器に炎症性の癒着を 生じることがあります。またクラミジアは眼や口、のどの粘膜にも感染するため、風邪でもないのに ノドの不快感が続く方は検査をしたほうがよいかもしれません。 性器クラミジア感染症になっている方は、エイズに感染する確率が健康な人の3〜5倍も高くなる ともいわれています。治療はクラミジアに有効な抗生物質を指示された期間きっちり服用します。 |
| トリコモナス |
トリコモナスという原虫に感染して起こる病気です。 感染すると黄色の悪臭のあるおりものが多量に出て、 膣や外陰部が炎症を起こしかゆみを感じます。 潜伏期間は4〜10日といわれています。 治療は抗原虫薬の膣錠と内服薬の服用となります。 |
| 性病ヘルペス |
ヘルペスウイルスに感染して起こる病気です。セックスによる感染の場合、 通常は外陰部の周辺に粒状の水ぶくれができたり、びらん、潰瘍ができ痛みや発熱があります。 妊娠中に感染すると出産時に母子感染することもありますので注意が必要です。 潜伏期間は2〜10日といわれています。治療は抗ウイルス薬の内服や外用薬塗布となります。 |
| HIV(エイズ) |
HIVウィルスに感染し発病すると身体の免疫システムが壊れ免疫力が低下し 様々な病気を併発し死に至ります。感染しても数週間後の発熱・頭痛など 風邪のような症状があるくらいで潜伏期間が数年〜数10年と長いために感染に気付くまで 時間がかかります。現在完全な治療法や特効薬はありませんが早期に発見し治療することで 発病を遅らせることができます。エイズは感染者との握手やトイレ、お風呂を共有したり 軽いキス程度では感染しませんが性行為や輸血により感染します (通常のセックスだけでなくアナルセックス、オーラルセックス等でも感染の可能性はあります)。 他のSTDに感染していると感染する可能性は数倍になります。 潜伏期間は平均で10年(血液検査で反応がでるまで6〜8週間)といわれています。 |
| 梅 毒 |
かつてはたいへん広まっていた病気ですが近年感染は少なくなっています。 早期に発見すれば完治します。感染後数週間で性器に赤くてかたい発疹ができ潰瘍になります。 痛み等はあまりないまま2〜3週間で発疹はなくなりますが約3ヶ月程で全身に発疹が現れます。 症状は緩和と再発を繰り返しますがそのまま放置すると心臓や血管、内臓に病気が広まってしまいます。 感染したまま出産すると母子感染の危険があります。潜伏期間は約3週間といわれています。 |
| 淋 病 |
自覚症状がほとんどないことが多いのですが子宮頚管に炎症を起こしおりものが 黄色く膿のようになることがあります。感染後そのまま放置すると激しい下腹部痛や 発熱が起こり卵管や骨盤内に炎症が広まり不妊の原因になることがあり出産時には 赤ちゃんが結膜炎になることもあります。またフェラチオなどオーラルセックスで 淋菌が咽頭感染し咽頭炎を起こしたり結膜炎になることもあります。 潜伏期間は男性は1〜5日といわれていますが女性は不明です。 |
| アメーバ赤痢 |
近年増加傾向にあり赤痢アメーバといわれる原虫が口から入ることで感染します。 症状は下痢や腹痛、発熱、粘液の混じった血便がでます。通常は原虫に汚染された 食物や水を口にすることで感染しますがアナル(肛門)なめなどの性行為で感染する ケースが増えています。潜伏期間は2〜3週間といわれています。
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| 肝 炎 |
セックスや輸血によってB型肝炎ウィルスに感染することが原因。 発熱や、吐き気、全身の倦怠感などの症状がありやがて皮膚や粘膜に黄疸があらわれます。 また肝不全を起こす劇症肝炎を招くこともあります。 通常2〜3ヶ月で症状は消えますがウィルスは身体に残るために症状がでれば点滴や薬を服用します。 C型肝炎も性行為による感染の可能性があるといわれています。 症状はほぼ同じですが治療後も経過が悪く死に至る可能性があります。 肝臓ガンや肝硬変の原因になる疑いもあります。潜伏期間は50〜180日といわれています。 |