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若年女性の骨粗鬆症(こつそしょうしょう)予備軍の危険性について

若年女性の骨粗鬆症(こつそしょうしょう)予備軍の危険性について

6月3日水曜日、「 とくダネ 」の医療プロジェクトで骨粗鬆症を放送していました。

それによると、日本人の10人に1人が骨粗鬆症といわれ、年間100万人が骨粗鬆症になるそうです。また、高齢者だけではなく、特に20代から30代の丈夫な若い女性の骨も、危機的な状況になっているとのこと。日本骨粗鬆症学会によると、骨粗鬆症の患者さんは、1300万人と推定されています。

私のクリニックも20代、30代の女性が多く来院されます。その中で月経不順が主訴の患者さんに、骨粗鬆症まではいきませんが、かなり骨密度の低い方がいらっしゃいます。

 若い女性が骨密度が低くなる原因としてあげられるのが以下の7つです。

女性ホルモンの減少

女性ホルモンの一つであるエストロゲン ( 卵胞ホルモン ) は骨の新陳代謝 ( リモデリング )として、骨吸収からカルシウムが溶け出すのを抑制します。そのため、月経不順によってエストロゲンが低下した場合、古い骨細胞を破壊する骨吸収のスピードが上昇し、新しい骨を形成する骨形成が追いつかなくなって、骨からカルシウムが過剰に溶け出してしまうのです。

 体重、BMI低値

ダイエットによる体重減少。痩せ。

カルシウム摂取量の低下

ビタミンD

適度な日光浴。特に朝7〜9時の時間に運動とともに日光浴をす ると、脳内の化学伝達物質である 「 セロトニン 」が分泌され、気持ちも明るくなり、夜もグッスリと眠れるでしょう。

運動

飲酒

喫煙

 

厳密に言うと、まだ危険因子はあるのですが、一般的には上記の通りです。

月経不順で、ダイエット中、運動不足、食生活の乱れ、不規則な生活に1つでも当てはまれば、将来の骨粗鬆症の予備軍かもしれません。当院でも、骨密度のスクリーニング検査が、簡便にかつ安価で迅速にできます。

どうぞ、お気軽に声をかけてくださいね。

執筆 : 辻 ゆかり