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乳癌の発症リスクを減少させる? 大豆、イソフラボンの摂取が重要な理由

乳癌の発症リスクを減少させる? 大豆、イソフラボンの摂取が重要な理由

大豆イソフラボン

昨日、悲しいニュースが流れてきました。それは小林麻央さんが乳癌のため亡くなってしまったことです。

亡くなるまでの間、352回をブログで更新。その内容は、乳癌を患ってしまった方を心から励ます内容であったり、勇気づけられる内容でした。

健康な方も、乳癌の恐ろしさを改めて感じた1日だったと思いますが、どうすれば乳癌の発症のリスクを減少させることができるのでしょうか?

今日は、大豆、イソフラボンの摂取と乳癌の関係についてお伝えしていきたいと思います。

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大豆製品のイソフラボンについて

味噌汁

「大豆製品のイソフラボンにはエストロゲン作用があると聞きました。過剰なエストロゲン摂取は乳癌の発症リスクを高めるかもしれないので、みそ汁や豆乳、納豆などの大豆製品は毎日食べない方がいいですよね?」

と質問されることがあります。

厚生労働省研究班 が実施した日本人を対象とする疫学研究のレビューにおいて、

“豆食品、イソフラボンの摂取が乳癌発症リスクを減少させる可能性がある”

とされています。ですが、サプリメントとして高容量のイソフラボンを摂取した際の予防効果や安全性については証明されていません。

大豆製品である味噌汁などは、日本人の食卓にはなくてはならない一品だと思います。そして、その味噌は大豆からできているので、大豆製品を多く摂っていただくことで、乳癌の発症リスクを下げる可能性があります。

ただ、それを“イソフラボンを摂ると乳癌の発症のリスクを下げる”と思ってしまい、サプリメントでイソフラボンを摂ることは、必ずしも乳癌の発症のリスクを下げることにはつながらない可能性があります。

ですので、食事から摂るイソフラボンとサプリメントから摂るイソフラボンを分けて考える必要があるということです。

 

イソフラボンが身体に与える影響

椅子取りゲーム

イソフラボンは植物エストロゲンの一種で抗エストロゲン作用があります。

といっても、少しわかりづらいと思いますので、椅子取りゲームをイメージしてみてください。

椅子が10個ぐらいあるとして、イソフラボンとエストロゲンが椅子を取ろうと準備していると思います。

例えですが、この10個の椅子の内多くの割合でエストロゲンが椅子を取ってしまうと乳癌を発症するリスクが高まってしまうんですね。

でも、その椅子にイソフラボンが優先的に座ることができると乳癌の発症のリスクを下げることができます。

簡単なイメージだとこのような感じとなり、日頃から味噌汁や納豆などの大豆食品を摂っておくと、多くのイソフラボンが「よし、椅子を取ってやる!」と待ち構えることができます。

そうすると、多くの椅子を取ることができます。結果乳癌の発症のリスクを下げられる。

だから、みそ汁や豆乳、納豆、豆腐などの大豆食品を積極的に毎日食べたほうが良いということになりますよね。

 

まとめ

私は朝に無調整豆乳にコーヒーでソイラテにしてシナモンを入れて飲んでいます。

身体を冷やすといわれているコーヒーが身体を温めるシナモンでちょうどバランスがよくなります。

飲みにくい無調整豆乳がさらに美味しくなりますよ。

ぜひ試してみてくださいね。

ちょっとした意識を持つこと、変えることで乳癌の発症のリスクを下げることができます。

今日の内容をまとめると、このようになります。

・大豆食品に含まれるイソフラボンは乳癌の発症のリスクを下げる
・ただ、サプリメントに含まれるイソフラボンの予防効果や安全性については証明されていない
・日頃味噌汁、納豆、豆乳などの大豆製品を摂ることが乳癌を予防することにつながる

こういった内容でお送りしていきました。

今日の内容が少しでも、みなさんのお役に立てればうれしく思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

こちらのブログでは、女性の身体の悩みを解決する考え方をまとめていますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

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執筆 : 辻 ゆかり