初めまして!2004年の12月に三ノ宮に開業した ゆかりレディースクリニックの院長をしている辻ゆかりです。 ここでは、月に一回皆さんの為になる情報や当医院のご紹介を掲載していきます。 また、季節柄の情報や流行の病気についても掲載していきたいと思っています。

今回の第一回目は、若い人たちの間で急激に増えている 性感染症についてです。
若い患者さんと話していて気になるのが、エイズ以外のSTD(性感染症)なら治るから大丈夫! という思いこみが多いことです。 最近問題になっている性感染症には、 クラミジアトリコモナス、 性病ヘルペス、エイズ、梅毒、淋病などがあります。 なかでもクラミジアはここ数年で急激に増え、世界的にも最も多いといわれています。 また、クラミジアに感染している人は感染していない人に比べて4〜5倍もエイズに 感染する可能性が高いとも言われていますし、性感染症の中には、 一度治しても再発することが多いものもあるので、充分注意が必要です。

クラミジア感染症の場合、 自覚症状がない人が70%以上で、 はっきりとした症状が出ないことが多く、そのため診察を受ける機会を逃し、 子宮けい管炎、子宮内膜炎・卵管炎などをおこし、結果として不妊症や子宮外妊娠、 流産の原因をつくってしまうことになります。
はっきりした症状が無くても、 「?」と思うことがあれば、かかりつけの婦人科で検診を受けてください。 なにより、定期的な検診で早期発見・早期治療がもっとも重要ですよね。

性感染症の検査方法はたいていの場合、 オリモノ検査や血液検査、組織検査で判断できます。毛ジラミは見るだけで確認できますし、 ヘルペスなども疑わしい症状が出ている場合は、見るだけでわかることもあります。
内診で下半身を見ることになりますので、できるだけゆったりしたスカートなどが良いでしょう。 ズボンだと全部脱いで頂く場合もでますし、タイトスカートなどはお腹までまくり上げないと 診察できませんので..。また、生理の時ははっきりとした検査結果がでないことも ありますので、できれば避けた方がいいでしょうね。それと!大切なことが、 「病院に行く前に膣を洗ってしまわないこと!」。 恥ずかしいという気持ちはもちろんわかりますが、なにより正確な検査を受けることが 大事ですので、気にせずそのまま来てください。