078-391-7887 受付時間 AM 10:00〜13:00 PM 15:30〜18:30 土曜 15:30~17:00 / 休診日 水・日・祝日

項目名

人工妊娠中絶

人工妊娠中絶とは、胎児が母体外で生存できない時期に、人工的に妊娠を中断させ、胎児を母体外に取り出すことです。胎児の発育がみられなかったり、母体内で死亡してしまった場合は流産、または自然流産といい、人工妊娠中絶とは異なります。また、人工妊娠中絶は母体保護法という法律にそって行われ、人工妊娠中絶が法律的に可能なのは妊娠21週(21週6日)までです。妊娠の継続や出産によって母体の健康を著しく害する恐れがある時や経済的な問題がある時など、さまざまな理由で人工妊娠中絶を希望する場合は、できるだけ早く婦人科の診察を受けましょう。

当クリニックの人工妊娠中絶手術のポイント

完全無痛による手術を行っております

当クリニックでは、手術中は全員完全無痛で行っております。
手術自体は10分~15分程度。静脈麻酔により眠っている間に終わります。

安全な吸引法での手術を実施しております

当クリニックでは、従来の掻把法ではなく、吸引法による手術を行っております。

2012年に世界保健機構(WHO)が発表した「安全な中絶ガイドライン」で、吸引法が推奨されています

初期(妊娠11週6日まで)中絶を行っています

当クリニックでは、初期人工妊娠中絶(妊娠11週6日まで)を行っています。
人工妊娠中絶手術を受ける場合、まずは超音波検査などで妊娠を確認し、何週目かを調べます。その上で人工妊娠中絶手術を希望される場合は、同意書の提出が義務づけられており、既婚・未婚に関わらず、手術日前日までに本人とパートナーの署名捺印が必要です。

  • 診察および手術は母体保護法指定医の院長が担当します
  • 静脈麻酔で行う無痛手術です
  • 母体への負担が少ない吸引器による吸引法による手術を行います
  • 手術自体は10分~15分程度。静脈麻酔により眠っている間に終わります
  • 術後、1~2時間ほどお休みいただいた後、日帰りで帰宅できます

当クリニックの人工妊娠中絶手術は、妊娠11週6日までに限定しています。妊娠期間が11週6日を過ぎた手術は行っていませんので、ご紹介となります。また、母体保護法により妊娠22週以降は、いかなる場合であっても人工妊娠中絶手術を受けることはできません。これは胎児が大きくなると手術も難しくなり、母体へのダメージも大きくなるためです。妊娠中絶を希望する場合は、できるだけ早い時期に相談しましょう。

手術時間と手術日について

手術時間は約10分~15分ほどで、静脈麻酔で行われるため、痛みは全くありません。当クリニックの人工妊娠中絶手術は完全予約制で行っております。当院指定の日時以外でご希望の日時等がある場合は、別途時間外料金がかかることがあります。

人工妊娠中絶手術の流れ

①診察予約・中絶のご相談
中絶のご相談、ご予約はお電話のみで受付しております。時間指定によるご予約となるので、クリニックへ直接お電話でご確認ください。
指定の時間にご来院ください。超音波検査を行い、妊娠週数を確認して血液検査を行います。中絶に関するご説明と、妊娠週数などから手術日を決めます。

  • 診療状況などでご予約いただいた時間に診察できない場合もございますがご了承ください。
②手術前処置(基本的には不要。医師が必要と判断した場合のみ)
手術前日の指定の時間にご来院ください。超音波で子宮内を診察し、子宮への負担軽減のために子宮拡張器を挿入します。この日までに同意書が必ず必要です。

  • 子宮拡張器とは、ラミセル(子宮拡張器)という3~5mmのスポンジ状のもので、ゆっくりと痛みなく子宮口を広げます。
③手術当日

指定の時間にご来院ください。完全無痛麻酔で、痛みは全くなく、約10~15分で終わります。術後の経過を診るため、しばらくお部屋で安静にしていただき、麻酔が覚めたら水分を摂取し、術後のお薬と注意事項の説明をいたします。

④術後検診

術後の経過を診るために、翌日または指定された日に受診していただきます。指定の時間にご来院ください。

人工妊娠中絶のご予約は、必ずお電話でお願い致します。また、手術の前日までに必ず同意書を提出していただく必要がありますので、ご注意ください。

人工妊娠中絶に関するQ&A

妊娠週数はどのように数えるのですか?

基本的には、最後の生理の第1日目を1日として7日までを妊娠0週、8日から13日までを妊娠2週として数えていきます。当クリニックでは、生理不順や生理だと思っていたら実は不正出血だったりすることも多いので、超音波で確認して最終的に診断しております。

手術を受けると決めた場合は、どうすればいいのですか?

まず、母体保護法指定医(医師会で指定され人工妊娠中絶をおこなってよい医師)を受診し、相談しましょう。相談の結果、手術を決めた場合には同意書が必要となり、本人と配偶者もしくは相手の男性の署名、捺印が必要です。ただし、配偶者を知ることができない時、もしくはその意思を表示することができないとき、または妊娠後に配偶者が亡くなったときなどは本人の署名、捺印でよい場合もあります。

人工妊娠中絶は具体的にはどうやって行うのですか?

人工妊娠中絶は妊娠週数によって異なっており、当クリニックでは妊娠11週6日までの手術となります。子宮の中を吸引器で吸い出す吸引法による手術を行なっています。吸引法は、中絶手術の中で最も安全とされる方法の一つで、子宮内膜に傷がつきにくく、手術時間も短く、母体に与える負担が少なくてすみます。

当クリニックでは、人工妊娠中絶前に母体の状態を把握するために超音波で妊娠週数を確認し、手術日を相談後、感染症、血液型、出血傾向があるかなどをチェックするために採血を行います。また手術前日に、手術時間を短くするため子宮口を広げるラミセル(子宮拡張器)を挿入します(手術時間が短いと体への負担が少なくなります)。

中絶すると不妊になるのでしょうか?

まず心配しなくても大丈夫です! 術後は子宮内膜がフレッシュになり妊娠しやすくなります。ただし、以前からある感染症が悪化したり、術後のケアが不十分で感染を生じたり、中絶を5~6回以上繰り返して癒着がある場合は、注意が必要です。

クレジットカードでのお支払いはできますか?

はい。当院では2回払いまでクレジットカードでお支払い可能となっております。VISAカードをはじめ、各種お取扱いいたしておりますので、お気軽にお申し出ください。

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