はじめての方へ
「産婦人科と婦人科の違い」「内診について」「生理中の診察」「持ち物」など、婦人科を初めて受診される方はぜひご覧ください。
また、当院での診察をご希望される場合はお電話にてご予約の確認をお願いいたします。
婦人科と産婦人科
産婦人科は、産科と婦人科に分かれています。妊娠・出産を扱うのが産科、女性の体の健康チェックやケアをするのが婦人科です。
このように科の名前は分かれていますが、いずれも医師は「産婦人科医」なので、産婦人科のほとんどの場合は産科と婦人科の両方の診療が可能です。産科があるところは、妊婦さんも多いことや、妊婦検診などで混む場合があります。
婦人科の病気での通院や、避妊のためにピルを処方してもらう場合は婦人科のクリニックをお勧めします。婦人科クリニックは、婦人科系のトラブル相談はもちろん、避妊の相談なども気軽にできる場所です。
内診につきまして
内診は大切な診断法のひとつですが、すぐに検査や治療が必要な場合を除き必ずしも内診を受けなければいけないわけではありません。内診を受ける・受けないは、最終的には患者さまのご意思で決定します。
生理中の診察
生理中の診察ももちろん受けられます。生理中かどうかにかかわらず、「なにかおかしい」と感じた時のほうが、異常を発見しやすいものです。特に不正出血があった時は、すぐに受診を。ただし、定期検診やがん検診のような時は、出血があると診断がつきにくくなるので、そういった場合は時期をずらしたほうが良いです。
受診に必要なもの、服装など
内診での診察が必要な場合、下半身の下着まで脱いで内診台に乗ることになるため、パンツスタイルやタイトスカートだと、全部脱がなくてはいけません。通常のスカートでしたら、下着だけ脱げばいいので便利です。でも、仕事帰りなどに受診される場合もあるでしょうし、脱衣する場所もありますので、ご心配には及びません。
内診後などにおりものが出てくる場合がございますので、ナプキンなどご持参ください。
費用の目安
治療内容により、保険がきく場合もございます。必ず保険証はご持参ください。また、他院などでの検査結果などがありましたら、ご持参ください。
保険での診察は、1回の費用はだいたい数千円程度です。(診療内容により異なります。クレジットカードもご使用いただけます。)自費診療の場合は、高くなる場合もあります。なお、検診やピルの処方などは、保険適応外なので事前にいくらかかるか、お電話などでご確認ください。