緊急避妊|アフターピルの処方
緊急避妊の仕組みとピルの服用方法について
アフターピルとは、妊娠を望まない女性が避妊をせずに性交をした場合や、コンドームの破損、低容量ピルの飲み忘れなど、避妊に失敗したと思われる場合に、性交後に服用するピルのことです。ピルによって多量の女性ホルモン剤を摂取することで、受精卵の子宮内膜への着床を防ぎ、排卵を遅延させるなど、強制的に体を妊娠しない状態にして、妊娠を回避します。
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アフターピルによる緊急避妊の仕組み
72時間以内の服用が理想的
妊娠は、①排卵→②受精→③受精卵の着床という3段階で成立します。アフターピルは、排卵と受精卵の着床の両方を抑制する薬のため、受精後でも効果を発揮します。アフターピルは、性行為後72時間以内の服用がおすすめです。早期服用が避妊率を高めるので、性行為後、すぐに受診するようにしましょう。
通常、アフターピルを飲んでから、早い人で3~4日、遅くとも3週間以内に消退出血(ピルによる人工的な生理)がきます。これが避妊できたサインになります。3週間以内に消退出血が来ない場合は、避妊に失敗した可能性がありますので、妊娠検査が必要になります。
服用方法
副作用が少なく高い効果
当クリニックで使用するアフターピルは、従来のアフターピルと比べて副作用(吐き気など)がほとんどなく、より効果の高いピルです。
服用方法
性行為後、120時間(5日)以内に服用(服用は1回)
1回の服用で十分な避妊効果が得られます。
当クリニックのアフターピルの特徴
- 副作用(吐き気)が少ない
- 性行為後、72時間以上経過していても、避妊効果が期待できる
- 1回の服用で済む
費用 | ¥15,120~(自費診察 診察代込) |
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当クリニックのアフターピルは120時間までは効果が期待できますが、確実に効果を出すためには72時間以内に服用するようにお勧めしています。いざという時は、できるだけ早くクリニックに!