078-391-7887 受付時間10:00~18:00

項目名

ナチュラルホルモン補充療法(BHRT)

 

ナチュラルホルモン補充療法(BHRT)は、主にホルモン分泌が減少する50歳以上の方に最適な更年期障害の治療方法の一つです。合成ホルモンは使用せず、100%ピュアで安全なナチュラルホルモンを処方し、更年期障害の治療とアンチエイジングが期待できます。
※ナチュラルホルモン補充療法(BHRT)は、保険適用外治療となりますので、ご注意くださ
い。

ナチュラルホルモンとは?

ここで使用している「ナチュラル」とは、「人間固有のホルモン」または「身体がつくるホルモンと化学構造が同じホルモン」という意味で使用しています。正確には「生体同一性ホルモン」や「バイオアイデンティカルホルモン」といいますが、分かりやすく説明するために、あえてナチュラルホルモンという表現を使っています。

保険適用の更年期障害治療に使用される「合成ホルモン剤」は、体内のホルモンに似せた薬剤であるため、同じような働きをするものの、化学構造式が違うために異なった作用があります。そのため、人によっては体が拒否反応を起こしたり、代謝がうまくいかないなど、副作用の原因となることがあります。
これに対してナチュラルホルモンとは、もともと体に備わっているホルモンと全く同じ化学構造式のホルモンのことで、これを補充するナチュラルホルモン補充療法は、体に優しく、自然な治療法ということができます。特に高齢になってくると、若い時のように強い作用のある女性ホルモンは必要ありませんので、より自然で体に優しい、ナチュラルホルモンによる治療が適しているといえます。

女性に欠かせない女性ホルモン

女性のホルモン量は、加齢とともに減少していきます。ホルモン分泌量が最適であれば、若さや健康が保たれますが、20歳代をピークとしてホルモン分泌量は減り、40 歳代で急激に減少し、50歳以降になると20歳代の頃の半分以下となってしまいます。
体温・生殖・成長・老化・免疫システムなど、身体のさまざまな機能を制御・調整する役割を持つホルモン量の減少は、身体的・感情的・精神的に、さまざまな機能低下を引き起こすことにつながります。

加齢によって減少するホルモン

女性に欠かせないホルモンである女性ホルモンには、「プロゲステロン」と「エストロゲン」があり、それぞれ以下のような働きをしていま
す。

プロゲステロンとは

プロゲステロンは妊娠を助けるホルモンで、受精卵を子宮内膜に着床しやすくする働きをします。また、基礎体温を上げたり、体の水分を保持したり、食欲を増進させる効果もあります。もし妊娠した場合は、妊娠を継続させるのに必要不可欠なホルモンです。排卵後~次の生理にかけて分泌されますが、体調不良、むくみ、精神不安定を引き起こしたり、お肌の調子が悪くなることもあります。

エストロゲンとは

エストロゲンは、女性らしい体を作るホルモンで、妊娠に備えて子宮内膜を厚くする働きがあります。基礎体温を下げる働きのほか、自律神経や感情、骨や皮膚、脳の働きにも大きく関わってくるなど、400 以上の機能を持つ大切なホルモンです。主に生理後~排卵前にかけて多く分泌され、この時期は体も心も安定します。
エストロゲンには「エストロン(E1)」「エストラジオール(E2)」「エストリオール(E3)」の3 つの種類があり、それぞれ性質が異なります。

1.エストロン(E1)

卵巣や副腎、肝臓、脂肪組織で作られ、閉経後は卵巣でエストラジオール(E2)に変換されます。閉経後はこの成分が主要なエストロゲンになります。体脂肪率の上昇などでエストロンが増えすぎると乳腺や子宮の組織を刺激し、乳がんや子宮がんのリスクが高くなるといわれています。

2.エストラジオール(E2)

閉経前に卵巣で作られる主要なエストロゲンです。エストロゲンとしての効果が最も高く、閉経後は減少します。

3.エストリオール(E3)

上記の2つの成分を肝臓で変換し作られます。乳腺や子宮に対する刺激が弱いので、乳がんや子宮がんを誘発せず、逆にこれらのがんから体を守る働きがあります。

3つのエストロゲン

 

当クリニックのナチュラルホルモン補充療法について

当クリニックで行うナチュラルホルモン補充療法では、合成ホルモンを使用せず、100%ピュアでグレードの高いナチュラルホルモンを処方します。女性の心と体に特に重要な作用をもたらす「プロゲステロン」および「エストリオール」を症状に合わせて使用することで、更年期障害を抑え、老化症状を防ぎます。

プロゲステロンクリーム

女性ホルモンは年齢を重ねるとともに減少してきますが、エストロゲンよりもプロゲステロンの方が早く低下します。プロゲステロンよりもエストロゲンが多い状態が長く続くと、子宮筋腫や乳がん、子宮がんが発生してきます。また、プロゲステロンの分泌がほとんど無くなると、体重増加、髪の毛が細くなる、ストレスに弱くなる、疲れやすい、疲れが抜けない、風邪をひきやすいといった症状が現れてきます。
このような場合、ナチュラルホルモンのプロゲステロンを補充すると、副腎で代謝され、抗ストレスホルモンであるコルチコステロン&arr;コルチゾールへと変換され、更年期障害を抑え、若さと元気を取り戻す働きがあります。

当クリニックで扱うナチュラルホルモンのプロゲステロンはクリームタイプです。飲み薬のホルモン剤は、飲むと肝臓で代謝されるため、肝臓に負担がかかることに加え、半分以上がそこで無くなってしまうため、最も効果的に摂取できるクリームタイプを使用しています。腕の付け根など、毛細血管が発達している場所に塗ることでナチュラルホルモンを経皮的に吸収します。

使用方法費用
1プッシュ塗布/日 約4か月分26,780円(税込)
2プッシュ塗布/日 約2か月分

エストロゲン薬エストリオール

通常、プロゲステロンクリームだけでも気になる症状はかなり改善されると思われますが、それでも、特にほてりなどの症状が強い方には、エストロゲンの3 つの種類のうち、乳腺や子宮に対する刺激が弱く、乳がんや子宮がんから体を守る働きをもつナチュラルホルモンのエストリオールを併せて補充します。

2種類の女性ホルモンの中でも更年期障害の症状により深く関わっているのはエストロゲンであるため、少量のエストリオールを薬として外から投与することで、更年期障害の軽減が期待できます。また、エストリオールを補うことで、閉経後の骨粗しょう症を軽減したり、子宮頸部の炎症などの症状を改善することも期待できます。

ホルモン治療というと、デリケートで不安になる方もいらっしゃると思いますが、治療を始めるときには、しっかりと治療法の説明や体調の相談をしてから行いますので、ご安心ください。
ナチュラルホルモン補充療法を受けてみたいけれど気になることがある、まずはしっかりと納得してから始めたいという人は、ぜひ当クリニックにご相談ください。