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子宮内膜増殖症

子宮内膜増殖症

どんな病気?

子宮内膜の異常な増殖が起こります

子宮内膜は、毎月生理周期に伴って増殖し、分厚くなっていますが、それが異常に分厚く増殖する病気です。ホルモンバランスの異常が原因で、エストロゲンの作用が強く出ることで起こります。

症状について

月経量が増えるのが特徴です

生理の時に剥離する内膜が増えることで、月経量が大変多くなり、血の塊のようなものが混じることもあります。
内膜を構成する子宮内膜腺の細胞の核に異型がみられるものと、異型がみられないものがあり、異型がみられる場合を「子宮内膜異型増殖症」といい、異型のない増殖症と区別します。

異型のない増殖症

がんへの進行はとても少ない(1〜3%といわれています)。

異型のある増殖症:子宮内膜異型増殖症

子宮体がんの前がん状態であると考えられています。
がん化のリスクが高く、特に閉経後はその確率が高くなります。生理不順や不正出血などが続く場合は、子宮体がんの検診を受けることが望まれます。

年齢に関わらず、月経過多や不正出血が続く場合は、子宮内膜異型増殖症の可能性もありますので、子宮体がんの検診を受けることをお勧めします。

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治療法

異型のない場合

異型を伴っていなければ、そのまま経過観察になります。3〜6ヶ月に一度、必ず検診を受けるようにしましょう。内膜増殖症の状態がずっと続くような時は、低容量ピルなどを用いたホルモン療法により、内膜が定期的に剥離するよう、治療することもあります。

異型のある場合

異型だった場合は、患者さんの状態によって治療の方法が変わってきます。閉経前でこれから妊娠を望む場合は、ホルモン療法や日帰りで行える内膜の全面掻爬を行います。
また、これから出産を希望しない場合や閉経後の場合は、子宮体がんへ変化する可能性を考え、子宮全摘出手術で、子宮を摘出するのがよいとされています。